【黒松の簡単な剪定の仕方】

 ここでは黒松の剪定の仕方を中心に説明します。でも実際の松の木はそれぞれの個性があります。
 [芽摘み〕 春先伸びた新芽を折る作業です。こうして新しい芽を増やします。
 [剪 定] 成長が止まった時期に行います。枝抜きと芽の剪定、古葉の揉みあげを行います。
   [枝抜き]  樹形を維持するために余分な位置の枝を省きます。絡んで行く枝も落して行きます。大きく枝抜きしてから芽の剪定へと進みます。
 [芽の剪定] 芽を剪定して余分な芽を落します。普通は、真中の芽を採って二芽残します。
 [古葉の揉み上げ] 芽の下に残った古い葉を揉み落して余分な芽が出ないようにします。虫がいれば一緒に取ります。

[樹形の維持]上から順に一枝づつ仕上げて行きます。絡む枝ははずして行きます。枯れた枝は元から切ります。なるべく枝が短くなるように仕立てます。
中心からの距離が均等になるようにすると丸くなります。全体の樹形から外れる芽などは切り落とします。

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